タグ:宗谷岬


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<旅の終わりに>

この写真は当時、サロマ湖の駐車場に車を停め、高台から見下したもの。

右がサロマ湖で、左がオホーツク海。

双方がつながっている場所はもう少し先になります。


北海道ドライブ旅は以前からやってみたかったのですが

この時の旅はそれ以上に、逃避行じみた旅だったのかも。

日本の北限の先にうかがえる異国を探したり

海と湖の境目を見ようとしたり

湖、滝、ダムなど水を求めて廻ったり。

確かに

もっともライフとワークの境目が分からなくなっていた

そんな時かもしれません。

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実はこのあと、

再びひとりたびに出ています。

それは

北海道のような自分探しの旅とは違い

人と出会うための旅になっています。



この話はまた今度。

(終わり)



INDEX

プロローグ (序章)
第一話 (きっかけ)
第二話 (津軽海峡)
第三話 (稚内を目指す)
第四話 ( 宗谷岬にて)
第五話 (サロマ湖)
第六話 (北の大地を)
第七話 (おひとりさま)
第八話 (北海道の秋)
第九話 (そして帰京)



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(「第三話」はこちら)


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東京の家を出発してからもう3日目となっていました。

霧雨のような霙のような冷たい雨が静かに降り注ぐ

11月初旬の稚内。

まずは自衛隊稚内分屯基地もある「ノシャップ岬」へ。

ここもロシアから100㎞と離れていない海上の要所。

天気が悪く、海の向こうの景色を見ぬまま行動開始。

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ノシャップ岬からわずか35㎞のところに宗谷岬はありました。

宗谷岬は日本の最北端として知られている。

「北方4島」と言われる択捉島の先の2つの島が日本なら

ここは最北端ではなくなります。

そんな理由もあり、妙な柱が立っている…。

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ここで、旅の一番の目的は、果たしました。

あとは、3日後の午後に迫るフェリーの乗船時刻に向けて

函館港までの約850㎞をのんびりと進むのみです。


なぜここに来ようと思ったのか?

そしてなぜ「いっきに」ここを目指したのか?

それほど気持ちに余裕が無かったのだろうか。

目的をいったん達成して、残り時間と道程が逆算できたことで

とてもすっきりした気持ちになりました。

とはいえ、家までの道程はまだ1700km以上。

気を引き締めてドライブしよう。


「第五話」へ続く



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(「第二話」はこちら)


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約5時間のフェリー旅もあっという間に終わり。

クルマを船から出して出発です。

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が、前日に東京からぶっ通しで走り、まともに寝ていないので

目が回っているような気分でした。

その日の宿までの道程は約700kmありましたが、

計算上15時間くらいで行けるかんじだったので

夜に着けばいいやとPAで仮眠を。そして食事を。

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その後は千歳に向かってひたすら国道を走りました。

高速道路を走るのもつかの間…日本高速自動車道の最北点(当時)へ到達。

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ここからは一般道で稚内へ。

全く土地勘が無いので、半分は勘に頼って進むのだろうか?

そう思いきや・・・・・

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「これ、ナビ要るんか??」

果てしなく真っすぐ続く道。

道に迷うどころか、選びようのない道のり。



旅立つ前は、様々な不安を募らせていましたが

ただただ「時の流れに身を任せ」る状態に。



さすがに疲れました。

ロシア語が混じる飲み屋街にも魅力を感じつつも

コンビニでビールを2本買って寝床へ。

気分がすっきりしました。

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「第四話」へ続く



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