タグ:コールマン

ソロ焚き火台ばかり4つも持っているだけでなく、最近好んで「直火OK」のキャンプサイトを立て続けに利用していることもあり、4つ目のソロ焚き火台の紹介をしていませんでした。

ただ、4つ持っている中では最も使用頻度が低いことが数えてみてわかってしまいました。そのキャンプで何をどうしたいかを考えたとき、おのずと使用頻度は下がるのだろうと思うのが
「Coleman ファイヤーディスク・ソロ」
なのです。
2194360_K
(出典:Coleman Official)

ソロを使うと思うのは
「この形状だとやっぱり気持ち大きいほうがいいな」
ということです。

では、前出の3つの焚き火台の特徴を振り返ります。

DSC_0437
最近紹介した、「AUTEC CAMP COOKPIT」です。これはサイズ感としては小さめですが、奥に行くほど深くなっていて、燃焼効率が抜群に高い他、上面の厚手のプレートは食材を直に乗せて調理することも可能。燃料となる薪や小枝を追加投入することも簡単で、奇抜な形状の割には使い勝手がとてもよいソロ焚き火台です。


PXL_20240616_083503681
ふたつ目は「UNIFLAME 薪グリルSOLO」です。これは見たまんまで「かまど」形状をした焚き火台で、調理に特化した焚き火台と言っていいでしょう。もちろん調理後に熾火を愛でることも出来ますが、追加アタッチメント等無しでゴトクの高さ調整が容易に可能であり、フレームそのものが反射板と防風板を兼ねていて、調理道具として抜群の使い勝手を発揮します。


DSC_0381
3つ目は「CAMP FREAK Tano-B」です。TV番組アメトークでキャンプ好き芸人が使っていることで有名になり、販売当初価格の2倍以上に売価が膨れ上がったいわくつき商品w。これはサイドパネルに斜め45°にA4サイズの平板を左右から差し込むだけのシンプルな組み立て方法で、実は筆者の持っているソロ焚き火台の中ではもっとも容積が大きいので、多少はみ出ますが45cmくらいのフルサイズの薪を直に放り込むことが出来ます。
大きな薪を2本くらいジャンジャン燃やして熾火を作った後に調理を開始するというスタイルが合っており、豪快な焚き火と調理という万能性がこの焚き火台の売りだと思います。

すると、ファイヤーディスク・ソロは?

DSC_3078
「CAMP FREAK Tano-B」のように、焚き火をして熾火を作ってから調理というパターンが合っていますが、何せソロサイズだと「浅い」のです。調理をしながらの火力のコントロールをするのであれば、薪ではなくBBQチャコール(または豆炭等)を使うほうがいいでしょう。

しかしこれは焚き火台なのです。
筆者は考えました。

DSC_1202
焚き火を愛でる専用にすればいい

その形状から、小さく割った枝や薪を積み上げるのがとてもやりやすいです。
まずベースとなる2本の小さな薪を置き、その上に井桁状に数段組んでいき、最後のそれを囲むように薪を並べていくと、写真のようなきれいなカンジになります。
そして、このファイヤーディスクで焚き火を愛でながら、
DSC_1208
調理はカセットコンロでも良いわけです。

でも大きいのも欲しいなあww



ブログ村ランキング参加中。押していただけるとありがたい。
PVアクセスランキング にほんブログ村
にほんブログ村 その他趣味ブログへにほんブログ村 アウトドアブログへにほんブログ村 アウトドアブログ アウトドアライフへブログランキング・にほんブログ村へ

「大きな前室のあるテントが欲しい」

きっかけはそんな感じでした。

ソロキャンで過ごすだけなのですが、単に屋根の下ということではなく
ちょっとした囲まれ感のあるスペースで
イスとテーブルが置けるくらいの場所が欲しいと思っていました。

タイトルなし

ネットでテントを物色していると、テンマクデザインのテントで
「パンダTC」というのがあり、それ用のハーフインナーというのが
あるのを知りました。
そのハーフインナーが、生産終了品ということで半額に!
そして、寸法を確認してみると、どうやら手持ちの
コールマン「エクスカーションティピー」の中にピッタリ入りそうな…。

最初は単に、同じく手持ちの「ツーリングドームST」のインナーを使い
「カンガルースタイル」にするでも悪くは無かったのですが、
ここは「ワンオフ」で、いかにも純正品のようなフィッティングにしたい。

で、製作開始です。

DSC_1156

まずは、寸法がわからないので、インナーテントは独立してペグダウンする
方式で一度キャンプしてみました。

ペグダウンのために、パンダTCのインナーのインターフェースに
合わせるべく、バックルにゴムバンドを付けたーパーツを準備。
ゴムバンドは、コールマンのカーゴキャリーのスペアパーツを流用。

そして実戦。

DSC_1201

GW前のふもとっぱらキャンプ場で設営してみました。
まったく違うインナーテントを入れたエクスカーションティピーも
手探り状態でペグダウンしていく感じで、
すべての設営を終えるまで、考えながら作業していたので
40分くらいかかってようやく形に。

しかしこれで寸法を割り出すことが出来ました。
使用感としては写真のとおり、イスとテーブルがちゃんと入り
(この時はリモートワークをここでしましたw)
他のスペースも十分であることを確認しました。

ここまで来たら、いよいよ本格的に自作を。

PXL_20240513_145054467

20mmのテープ(ベルト)とバックル等をホムセンで仕入れて、
割り出した寸法に合わせて作っていきます。

PXL_20240515_145233195

理想形としては、フライシートを固定するペグに共掛け出来る
インナーテント用ストラップとして、ペグの数を最小限にすること。

そしてもう一つの課題。
前室を形作る「フロントポール」の固定用ピンが、
新型のティピーTCやワイドティピーなどではフライ側に付いてるが
旧式の「エクスカーションティピー」ではインナーテント側にあり
フライシートのみの使用が考慮されていないこと。

ここは、またまたコールマンの純正パーツである
「アシストクリップ」を別途購入。

IMG_0206

これについては、左右をつなぐベルトの適正長さを決めるためと
ハーフインナー用自作パーツの使い勝手を確認するために

またまたキャンプに行きましたw

PXL_20240616_063136267

6月の野辺山高原は、昼は20℃程度、夜は長袖必須の超快適エリア。
荷物を運んでペグダウンして、少し汗ばむくらいでした。

そして、作った自作パーツ群は?

PXL_20240616_060051832

フロントポールはまだパラコードでつないでるだけですがイイ感じ。

PXL_20240616_062242893

インナーテント用ベルトは
「純正かよ」
というレベルのフィット感です!

こんな感じで美しくセットアップが出来てしまい、
DIYが終わってしまうのは少々寂しい気がしますが
これによって中古エクスカーションティピーは
「標準インナー仕様」
「ハーフインナー仕様」
「フライのみ仕様」
「ツーリングドームでカンガルースタイル」
という、新型ティピーにも無いようなバリエーションを与えることに成功。

ますます今後のキャンプが愉しくなりそうです。

PXL_20240616_071212951 (3)



ブログ村ランキング参加中。押していただけるとありがたい。
PVアクセスランキング にほんブログ村
にほんブログ村 その他趣味ブログへにほんブログ村 アウトドアブログへにほんブログ村 アウトドアブログ アウトドアライフへブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 住まいブログ DIYへ

ペグケースって、いろんなメーカーから出ていますが
ペグの数が増えるほどに
こんなやわな布製じゃ心許無いよなーと考えながら

そもそもペグケースじゃなくて
工具箱でよくね?

71YfaZf59UL._AC_SX466_

と、いつも考えていたのでした。

でも、色がねえ・・・。

と思って検索すると、最近はいろんな色があるんですね。

で、たまたま見つけたのがこれ。

steel-1000-1
(出典:asobito)

「asobito」というアウトドアブランド。
工具箱メーカーのからすると少し高めだが
サイズと言い色と言い、ちょっと理想に出会ってしまったので
他の物を見ずに指名買いしてしまいました。

そして、箱の中に新聞紙を敷き、テントやランタンに合わせて
ステッカーチューン。

DSC_1675

コールマンも、その辺のツールボックスにステッカーだけ貼って
「ペグケース新発売」ってやれば
売れるのにねw
それをやらないのがコールマンですw
そう、ちゃんと刻印入れてスペアマントル入れとか付けちゃいそう。



ブログ村ランキング参加中。押していただけるとありがたい。
PVアクセスランキング にほんブログ村
にほんブログ村 その他趣味ブログへにほんブログ村 アウトドアブログへにほんブログ村 アウトドアブログ アウトドアライフへブログランキング・にほんブログ村へ

DSC_2101


「カエル」の愛称のついている、ノーマルのコールマングリーンよりも
ずっと明るい「黄緑」。
Model 533-737Jの中古品をヤフオクで手に入れました。

ホームページを見る限り、ちょっとおしゃれ感のある北海道のアウトドア用品店から
入手したのですが、到着したものは泥だらけ。写真は表面だけ泥をふき取ったような感じ。
少し憤りもあったのですが、たまにはこういうものもあるよね!と忘れることにしました。
(SNSには実名晒してやりましたがw)


まず清掃。
泥はなんと!ポンプランジャーの中にまで!!!
どんなもの売りつけてくれたんだろ。

そのせいでは無いと思いますが、チェックバルブが壊れていました。


DSC_2105


専用工具で抜いたチェックバルブ、というよりエアーステムがひどい摩耗。
これではいくらポンピングしても空気が入らないわけです。
ここはスンナリ交換。

その他、いったんバラシて洗浄し、パーツも磨いて注油して。
2時間ほどの時間できれいに治りました。


DSC_2117


レストアしたては火の出方にもクセがありましたが
熱を入れてあげたらきれいになりました。


DSC_0995


一方の508Aも中古で仕入れたものでしたが、こちらはノートラブル。
しかしゴトク等の高温に晒されるパーツはどうしても劣化してしまいます。
半年ほど前にアフターパーツでリフレッシュしています。

やはりこういうものは使わないと悪くなりますね。
定期的に油を差して火をつけることが長持ちの秘訣!



ブログ村ランキング参加中。押していただけるとありがたい。
PVアクセスランキング にほんブログ村
にほんブログ村 その他趣味ブログへ にほんブログ村 アウトドアブログへ にほんブログ村 アウトドアブログ アウトドアライフへ にほんブログ村 住まいブログ DIYへ ブログランキング・にほんブログ村へ

IMG_0436

キャンプブームのピークはどうやら昨年あたりで、今年は少し落ち着いてきたように感じます。相変わらず週末の予約はどこも取りづらい状況ではありますが、”聖地”と呼ばれている「ふもとっぱら」には今年2回(いずれも土日祝)予約を取って行くことが出来たし、少し外せばガラガラ。「全国旅行支援」が始まったことも大きいと思います。キャンプよりも「車中泊」や「グランピング」に移行した組もあるでしょう。

しかしながら週末のキャンプ場の混雑ぶりは健在で、今年春先になんとか公式オンラインショップで手に入れることが出来た「赤ランタン」も、来場者が多いところでは怖くて出せず、週末を外したガラガラのキャンプ場でゆっくり灯して楽しんだりしていました。

DSC_2321

そんな最中、いつの間にか終了した感のある年次イベントがあります。
コールマンの「シーズンズランタン」です。

いつの間にかアウトドア記事まで書くようになった、何の変哲もない情報サイトから、キャンプ・アウトドア記事専門の情報サイトまで大きく取り上げられていましたが、2022シーズンはとうとう公式発表も無いままシーズンズランタン未発売の年として歴史に刻まれて行ってしまうようです。

そして、今後もシーズンズランタンはもう出てこないのではないか?と思っています。
その理由を私的に考えてみました。あくまでも個人的な見解なので、読み流す程度にしていただければと思います。

理由① 2022シーズンズランタンをこれから出すにはもう遅い。
・・・・シーズンズランタンは「抽選期間」があります。そして通常の発表や抽選は、そのシーズンの前年の年末に行われ、年明けを待たずに抽選発表と販売開始が来ていました。
となると、もし実施するなら既に2023シーズンランタンとなりますが、赤ランタンの抽選販売を実施してまだ数週しか経過していません。棚卸期間もあるので、2023シーズンランタンが従来のスケジュール通りに出てくることは考えにくいです。

理由② 実は既に2シーズンにおいてシーズンズランタンを出していない。
・・・・「え?うそ?2021は出たじゃん」と思うかも知れません。コールマンオンラインショップでも「120thアニバーサリー シージンズランタン2021」というタイトルで扱われていましたが、そのランタン本体のどこにも「シーズンズ(SEASONS)」の名が入っていません。これはれっきとした120周年記念モデルです。コールマンのイメージカラーの赤を持ってきて、さらには120周年記念モデルの大々的な展開をしています。従前のシーズンズではほかのグッズとのカラーコーディネートを行っていません。

120th
(出典:コールマン)

理由③ 15代目モデルと120thアニバーサリーモデルの「抽選方法」の違い
・・・・15代目モデルの抽選販売のころまでは、コールマンアウトドアクラブ(COC)があり、シーズンズランタンもCOC限定販売でしたが、2020年にCOCが撤廃となり、抽選への参加はオンライン会員登録が必要、という敷居の低い制度となりました。これにより多くの転売ヤーが参入し、300台限定だった120thランタンの半数以上が転売に出されるという異例の事態となりました。今後、同じ体制でシーズンズランタンの抽選をすることは、かなり難しいのではないかと思います。

理由④ コールマンの吸収合併話
・・・・2021シーズンズランタンと呼ばれた120thアニバーサリーモデルからさかのぼること20年。コールマン生誕100周年記念モデル「センテニアル」が発売されていました。

センテニアルランタン
(
出典:トレファクオンライン)

今回の120thアニバーサリーラインナップは、コールマンジャパンとしての最後の大イベントだったと思います。というのは、コールマンジャパン株式会社は2022年1月より「ニューウェルブランズジャパン合同会社コールマン事業部」となっています。つまり海外ブランドを取り扱う商社に吸収合併されています。



100周年の次の記念モデルが125周年ならまだしも、120周年とは少々中途半端ではないでしょうか?2020年を持って終了したCOCや、120周年と大々的に銘打ってきた赤いグッズたち、そして2022年の吸収合併より先に情報リークしていたにも関わらず、販売が大幅に遅れた「赤ランタン」…これらを見れば、少なからず吸収合併の影響を受けていると思うのが自然です。

コールマンファンの気持ちを汲みながら、コールマンジャパンとして広げた「風呂敷」をどうやって畳んでいくか?それを考えたとき、120thアニバーサリーにシーズンズのフィナーレを与える手法はすごくきれいな終わり方だと思います。ダークルームシリーズなど、キャンプブームの波に乗って大ヒットしたアイテムも多いコールマンですが、会社の編成が変わってしまってはそれほど自由にふるまうことは出来なくなるのでは?と思います。ただし、より大きな母体となったことでカスタマーケアも改善されていると思うし、今後更に期待して良いかもしれません。

最後に・・・。
20年以上も前からコールマン製品(特にランタン)を愛用してきました。日本企画のプロダクツも増える一方で、本国アメリカの平行輸入品も今の時代簡単に入ってくるようになっています。その典型的な例が「コストコ」です。コストコでは日本サイトで取り扱わないシュラフやテントが並んでいます。ここにはニューウェルブランズジャパンのコントロールは効いていないと思いますが、かつてのコールマンジャパンが米国プロダクトの輸入代理店的な立ち位置だったのだから、日本に入ってくるすべてのコールマン製品をコントロールして、ユーザーに適切に広げていけるようになってほしいものです。


ブログ村ランキング参加中。押していただけるとありがたい。
PVアクセスランキング にほんブログ村
にほんブログ村 その他趣味ブログへにほんブログ村 アウトドアブログへにほんブログ村 アウトドアブログ アウトドアライフへブログランキング・にほんブログ村へ

↑このページのトップヘ